デジタルサイネージは屋内外を問わず様々な場所に設置されていますが、導入効果を最大限発揮させるためには設置場所を十分に検討することが大切です。デジタルサイネージは人が集まる場所に設置するのが基本ですが、単に人が集まる場所に設置するだけでは、十分な効果が得られない恐れがあります。デジタルサイネージは、通行者と正対もしくは通行者の流れに対峙したように設置することで、自然にコンテンツの内容が目に入るようになります。また、多くの人が一定時間滞留する場所や、通行者の流れが収束していく場所、通行人の目線の延長線上に設置するのも効果的です。
訴求したいターゲットに合致した場所に設置することも重要です。上記の条件を満たした場所であっても、設置場所周辺に集まる人の中にターゲットが含まれなければ設置する意味はありません。そのため、ターゲットが集まりやすい場所やターゲットの動線を十分に考慮した上で適切な場所に設置しましょう。設置場所や導入目的に合ったディスプレイサイズを選ぶことも大切です。
デジタルサイネージと一口に言っても様々なサイズがありますが、例えば広いスペースに小さすぎるデジタルサイネージを導入しても一部の人しか見えないため訴求効果は薄れてしまいます。逆に商品棚などの限られたスペースに大きすぎるものを導入してしまうと、商品選択の邪魔になる恐れがあります。どの程度の大きさが必要になるのかは、導入事例を参考に選択すると良いでしょう。
Be First to Comment